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2014年11月4日(火)~12月31日(水)まで開催された月マガ×別フレ「胸アツ×胸きゅん漫画大賞」の受賞者が決定しました。
力作揃いで難航する審査の中、受賞を勝ち取ったのはどの作品でしょうか。
審査員のあだちとか先生、ぢゅん子先生、新川直司先生、月マガ・別フレ両編集部の選んだ受賞作品と、各作品への講評を一挙公開します。
■審査員賞
pixivコミック上のページでデビュー
賞金:5万円
○あだちとか賞

『
チューリップはまだ咲かない 』 /
路地裏さん
あだちとか先生
演出に無駄がなく、非常に洗練されたものを感じます。登場人物の心情の変化が短いページ数で丁寧に描かれており、読み切りなのにあったかく心に残るいい作品だと思いました。ショッキングな展開に走りすぎて道徳観を捨て去っている話でないところにも好感が持てます。だからといって平凡なネームまわしでもない。とても素晴らしい作品です!
○新川直司賞

『
さよならロケット 』 /
君乃ほまれさん
新川直司先生
谷川俊太郎さんの詩をモチーフにするアイデア、導入にはグッと掴まれました。
画力も高く表情も豊かに描けているのですが何故か感情移入できません。
何か言いたいことがあるのはよくわかるのですが自己完結してる印象を受けます。
読者に想像してもらうのも大切ですがわかりやすく伝えることも大切です。
登場人物を好きになってもらう努力をしましょう。
○ぢゅん子賞

『
尾崎くんちのお墓 』 /
彼方さん
ぢゅん子先生
話のはじまりにつかみがあって絵も可愛らしく、読みやすかったです。
これをたたき台にもっとストーリーを膨らませられたらさらによくなりそうだな、読みたいなと思いました!
泣きの表情も魅力的でした。絵柄の可愛さは、線を丁寧にしたらより映えるのではと思います。
■編集部賞
pixivコミック上のページでデビュー
賞金:5万円
○月マガ賞

『
守護霊犬コチョ 』 /
江藤ポンさん
月刊少年マガジン編集部
マンガのテンポがとても良いですね。ランに対して保護者目線のコチョが微笑ましいし、幽霊に慣れきっているランが良い味を出しています。最初にグロシーンが出てしまっていたので、下半身や、下半身を探す上半身が登場した時のインパクトが弱くなってしまいました。徐々にネタのインパクトを大きくしていくといいと思います。
○別フレ賞

『
なんとない僕らの日常 』 /
soraさん
別冊フレンド編集部
物語全体に漂う青春感がたまらなくよかった! 男子4人のキャラの描き分けもちゃんとできているし、絵柄も今風でオシャレ。目立ったエピソードがあるわけではないのだけど、この世代特有の愛すべきユルさを非常に上手く表現できていました。soraさんの作品が持つ、少女まんがの世界にも通じる普遍性を高く評価したいと思います。
■期待賞
賞金:1万円
『
ラビターアイリス 』 /
四月一日ヤムカさん
月刊少年マガジン編集部
読み切りは「その作品世界の一番面白い部分を魅せる」ということが大事だと思うのですが、この作品はその切りどころが良いです。少女型の兵器のバトル漫画のはずなのに、メインで描かれているのは「ある女の子の報われない恋と、淡い期待」。連載作品の1話目では見せられない魅力がありました。
『
ハニー・ボーン 』 /
はさみさん
別冊フレンド編集部
やきもきしてる椎名君、カワイイ! つい冷たいことを言ってしまい、ジタバタ。本音を伝えることができず、壁ドン(笑)。ぶっきらぼうな男の子の恋心がよく出ていました! また、男の子の手の筋や鎖骨の描き方には、フェチを感じられてgood。繊細な描き込みはどんどん増やしていってほしいですが、将来性に期待しての受賞です。
今回グランプリについては惜しくも該当作品なしとなりましたが、今後活躍が期待される作品が多く、特別に「期待賞」が設けられました。
また全応募作品の講評は
講談社コミックプラス 特設サイトにてご覧いただけます。
プロとしてどのような作品が求められるのか、デビューへの足がかりとしてぜひご覧ください。
たくさんのご投稿、ありがとうございました。
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