pixiv事務局です。
7月23日(木)から8月31日(月)にかけて予選を行い、11月20日(金)から11月23日(月)の期間「pixiv Zingaro」にて本選先行展示審査を開催した新人賞企画「P-1GRANDPRIX2015」の受賞者が決定しました。
それでは、審査と投票によって選ばれた2015年の受賞者の方々を紹介します。
◆P-1GRANDPRIX

賞品:賞金20万円/P1トロフィー/描き下ろしイラストの依頼
『
秋眠列車』 /
しょういん
◆審査員特別賞
賞品:賞金3万円/授与した企業からのイラスト依頼

株式会社KADOKAWA ミライショウセツ大賞選考委員会
【特別賞に選んだ作品】

『
光』 /
RIHO
メインとなる獣耳の女の子がカワイイ! また、その可愛さもさることながら、この女の子を活かすことを主題に置いた構図と配色が素晴らしいです。空間の使い方も巧みで、作品世界観に奥行きを感じさる非常に良いイラストだと思います。そんな一枚のイラストの中に魅力的なキャラクターと高い物語性を合わせ持つ点を高く評価しました。
【総評】
まず今回の『P-1GRANDPRIX2015』に参加されたユーザーの皆さんのレベルの高さに驚かされました。特に本選に残った作品は、それぞれ方向性の違いはあるものの、一枚のイラストがきちんと物語性を持ち世界観を構築していて、その完成度は非常に高かったと思います。
株式会社KADOKAWA エンターブレイン事業局 えんため大賞事務局
【特別賞に選んだ作品】
該当作なし
【総評】
今回も多くの応募数があり、いかにユーザーさんの関心度が高いかが窺えました。キャラクターに特化したものから背景の緻密さが際立つもの、一枚の絵画として完成されたものなど様々でした。えんため大賞としては、ラノベということもあり、キャラクターの躍動感と構図に拘って審査をさせていただきましたが、今回は残念ながら対象作品に合ったものには出会えませんでした。

グリー株式会社
【特別賞に選んだ作品】
井波ハトコ / 『
こんなに近くにいても』
手を絡めあう二人の女の子にも惹かれますが、空の優しい光の明るさが、坂の斜面の陰影により深みを出し、その対比が、全体のクールさの中にも柔らかな暖かさを感じさせてくれます。現実的なモチーフ、構成なのに、ファンタジーを感じる不思議な作品です。
【総評】
作品の質の高さはもちろん、テーマ、作風のバリエーションの幅広さ、そして、描きこみの細密さと色彩感覚にも圧倒されます。弊社はインターネット上でデジタルで製作されたゲームというプロダクトを創り出しておりますが、まさに、pixivさんには、インターネット時代のクリエイターが集まっているのだ、と改めて実感いたしました。我々のゲーム企画にも影響を与えてくれるイマジネーションとの出会いに感謝したいと思います。

株式会社スクウェア・エニックス 第10ビジネス・ディビジョン
【特別賞に選んだ作品】

『
光』 /
RIHO
空気感や質感がとてもよく伝わってきました。加えて、全体の色遣いが独特で、他の作品にない独自性があると思います。普段ゲームのイラスト制作を依頼する際、基本的なうまさに加えて、オリジナリティが感じられるということを重要視しています。そういった点から選ばせていただきました。
【総評】
ただ「かわいい」、「かっこいい」というイラストでなく、自分の作風や世界観を伝えようとするイラストを数多く見ることができました。その中でもオリジナリティが高く、独自の世界観を打ち出せているイラストにやはり目がいきます。流行のかわいさやかっこよさを押さえながら、独自性を出す。このバランス感がとても重要なのですが、そういったところが垣間見えて、非常に楽しい審査になりました。

株式会社セガ・インタラクティブ 第一研究開発本部
【特別賞に選んだ作品】

『
街の守り火』 /
nocras
一枚の絵の中で、人物・背景ともにしっかりと描ききっており完成度の高い一枚になっていると感じます。また大胆なカメラの画角や、オリエンタルな雰囲気を出しつつもありそうでない世界観、青空と少女の対比など、随所に物語性を感じる構成になっており、想像力をかき立てられる点も素晴らしいです。
【総評】
「コードオブジョーカー」「大戦シリーズ」など多数のチームが一堂に会して審査させていただきました。描かれた方の強い個性を感じることができる作品がとても多く、最終的に絞るのにはとても苦労しました。今回受賞された方も、惜しくも受賞は逃された方も、今後ご縁がありましたら、「面白いゲーム」を引き立たせるだけではなく、引っ張っていくパワーのあるイラストでご一緒できれば幸いです。

株式会社タカラトミー カード企画部
【特別賞に選んだ作品】

『
街の守り火』 /
nocras
今回はお仕事も発注させていただくということもあり、本選作品を刷って選考しました。いくつかの候補の中で、コントラストで見せたい部分を表現できているこちらのイラスト、右上から左下へ目線をしっかり移動させられ、そこに居る少女が映えるように要素がちりばめられています。この人が描く、カードとしての作品を見てみたいと思いました。
【総評】
今回、イラストのテーマは自由ということでしたが、プロフェッショナルを目指す一歩というイラストコンテストと概要にございました。その視点に立ったとき、今回の作品群は自分を伝えるポートフォリオの中で1番のものだったのだと思います。どれも一定の基準に達しており、素晴らしい作品が多かったです。中でも、キャッチコピーのように、メッセージの強いものが残った形かと思います。これからも、みなさん頑張ってください!
※敬称略・50音順
今回、見事賞を獲得した受賞者の方々、おめでとうございます。これからの活躍を心から応援いたします。
そしてP-1GRANDPRIX2015に参加していただいたみなさま、本当にありがとうございました。
本企画は創作に励むユーザーのイラストを応援し、その楽しさを広く伝えるという目的のもと、引き続き開催してまいります。
また来年「P-1GRANDPRIX2016」で、たくさんの作品と出会えることを楽しみにしています。
◆企画目録
◆P-1GRANDPRIX2015特設ページ
