pixiv事務局です。
現在、pixivではAI生成作品に関わる各種変更を進めています。
▼関連するお知らせ
AI生成作品に関する作品検索オプションの追加と、その他改善のお知らせ
AI生成に関わる問題と、対応についてご報告
サービス共通利用規約・ガイドライン類改定の事前のお知らせ
その一環として、2023年5月31日にサービス共通利用規約およびpixivガイドラインを改定いたしました。
サービス共通利用規約はpixiv含むpixiv関連サービス、pixivガイドラインはpixiv(pixivリクエストを含む)が対象となります。
サービス共通利用規約およびpixivガイドラインは、以下よりご確認いただけます。
■サービス共通利用規約
https://policies.pixiv.net/
■pixivガイドライン
https://www.pixiv.net/terms/?page=guideline
このたびの利用規約改定は、AI技術の急速な発展によって発生している問題への対処を目的としたものです。また、pixivガイドラインはそれとあわせ、よくある迷惑行為への対処を目的に改定いたしました。
本規約の改定にあたり、専門家の方々へのご相談や調査・検討によりたいへんお時間をいただき、皆さまにご不安を与えましたこと、お詫び申し上げます。
なお、一部サービスにおいて利用規約とサービス個別のルールが競合する箇所がある場合、その箇所についてはサービス個別のルールが優先されます。特にpixivリクエストとpixivFANBOXへのAI生成作品の投稿は禁止となりましたので、ご注意ください。
■pixivリクエスト
AI生成作品に対する、pixivリクエストにおける今後の対応
■pixivFANBOX
AI生成作品に対する、FANBOXにおける今後の対応
■BOOTH
AI生成作品に対する、BOOTHにおける今後の対応とお願い
引き続きpixivを含むpixiv関連サービスをご利用になる場合、新しい利用規約が適用されますので、あらかじめご了承ください。また、一部関連サービスの個別規約は後日改定予定です。
以下より、追加・改定となった利用規約の項目についてご紹介いたします。
またpixivガイドラインについては全体的な構成の変更、表現の修正等を行っているため、主な変更のみ紹介させていただきます。
■サービス共通利用規約の改定箇所
<追加箇所>
第14条 禁止行為
4.本サービスまたは個別サービスに投稿等されている投稿情報を情報解析(人工知能を開発するための学習行為を含みます。以下同じ。)した結果を用いた行為であって、当該投稿情報を投稿等したユーザーの利益を害すると当社が判断する行為。ただし、当該情報解析につき投稿情報を投稿等したユーザーの許諾を得た場合はこの限りではありません。
pixivおよびその関連サービスに投稿されているものを学習し、その投稿者の不利益となる行為を禁止行為として明記しました。たとえば投稿者本人の許諾を得ずに作品を学習データとして利用し、AI等のプログラムを用いて著しく似た作品を投稿したり、作風を再現するなどして学習元となった作品の投稿者に不利益が発生する場合は禁止行為にあたります。
5.情報解析した結果を用いて、反復継続して特定の第三者の作品、肖像または音声等に類似した投稿情報を投稿等する行為、またはその投稿等を幇助または助長するツールやモデル等を配布または販売する行為、その他の第三者の利益を不当に害すると当社が判断する行為
特に第三者の作品や音声等を許諾なく利用し、AI等のプログラムを用いてよく似たものを作成し投稿し続けることや、それを助長するようなツールやモデルを配布・販売することは禁止行為にあたります。
クリエイターのアイデンティティの一つである作風をpixivおよびその関連サービスにおいて他人が継続的に模倣することは、そのクリエイターの活動を脅かすことに繋がる恐れが大きいと判断し、本項目を追加しました。
<改定箇所>
【改定前】
12.運営者または第三者に成りすます行為
【改定後】
14.運営者、他のユーザー、その他の第三者になりすます行為、またはそのように誤認されるおそれがあると当社が判断する行為
特に近年、AI等のプログラムを用いて、なりすましがより巧妙に行えるようになっています。誤認のおそれがある行為も含めて、禁止行為といたしました。
■pixivガイドラインの改定箇所
禁止行為
<追加箇所>
徒に反復継続して特定の第三者の画風等を模倣した投稿情報を投稿する行為、その他の第三者の利益を不当に害することを目的としていると当社が判断する行為作品発表の範囲を逸脱し、大量に作品を投稿することで、ページを占有する等、他のユーザーの体験に重大な影響を生じさせる行為他人の名誉や信用を毀損する行為嫌悪、偏見、不寛容に基づく中傷、煽動、攻撃的な行為運営者、他のユーザー、その他の第三者になりすます行為、またはそのように誤認されるおそれがあると当社が判断する行為本サービスやユーザー体験に重大な影響を生じさせる行為
AI等のプログラム利用によって起こり得る、なりすましに繋がる行為、大量投稿によるページの占有に繋がる行為を追加いたしました。
また、これまで利用規約等に記載のあった名誉毀損や中傷などについて、改めてガイドラインにも明記いたしました。
投稿等の責任
<追加箇所>
ユーザーは、本サービス上での自身の行為や自らが投稿等した投稿情報によって発生する結果に対し、利用するソフトウェアやツール、使用したプログラム等、その他利用態様・過程にかかわらず、また、故意または過失の有無を問わず、責任を持つものとします。ガイドラインや利用規約に違反する行為か否かだけでなく、社会通念上問題ない行為であるか、よく精査した上でご利用ください。
pixivに作品を投稿する際の責任について、新たに記載いたしました。
たとえばAI等のプログラムを用いて偶然生成された作品であっても、特定の作品との著しい類似が認められた場合や、ガイドラインの投稿禁止情報に該当した場合は投稿者として責任を持つ必要があります。
作品を投稿する際には、それが投稿して問題ない作品か、改めて精査のうえご利用ください。
投稿禁止情報
<追加箇所>
実在する、または実在し得る児童を対象とした性的表現がされているものプログラム等の機械的な手段を用い、作者本人当人の許可なく作品を著しく模倣したもの作者・被写体等の許可なく既存の画像等を不当に制作過程に組み込み、作者・被写体等の利益を著しく害するもの
実在を否定できないような児童に関する性的表現について、改めて禁止の旨を明記しました。また、AI等のプログラムを用いた模倣行為や、他人の作品を制作過程で不当に利用することは禁止となっております。
イラスト、マンガ、うごイラ、及び各種投稿画像について
<追加箇所>
実写と同等もしくは著しく写実的で、性的意図を認められるもの
実際に写真ではなくとも、写真と誤認しうるような性的な作品は投稿禁止です。
<改定箇所>
【改定前】
実写を主体とした画像であるもの(※)
【改定後】フィルターや画像加工の有無を問わず、実写を主体とした画像であるもの(※)
フィルターや加工が施されていても、実写を主体としている作品は投稿禁止です。
ただし小説の表紙として利用する場合等、投稿が認められている場合もあります。そちらは改めてガイドラインをご確認ください。
小説投稿時の禁止事項について
<追加箇所>
機械的なテキストの羅列等、文章による表現を目的としていない、第三者から見て十分に内容が理解できないものテキストを用いないもの。ただし書籍のページを模すなどして、画像において文章表現している場合はその限りではありません
文章表現と確認できない小説作品は、削除させていただく場合があります。
AI生成作品について
以前、お知らせおよびヘルプページに記載していたAI生成作品に関する内容を、ガイドラインにも記載いたしました。また、ご利用状況を鑑みて一部追加した要素もございます。
<追加箇所>
以下に該当する作品を投稿する場合は、利用するソフトウェアやツール等、その他利用態様・過程にかかわらず、投稿時に必ずAI生成作品にチェックを入れてください。
お知らせやヘルプページですでにご案内の通り、制作過程のほぼすべてをAIによって生成した作品を投稿する際には、必ず「AI生成作品」にチェックを入れるようお願いいたします。
本ガイドラインに基づき、AI生成作品にチェックがない作品のうち、ご利用状況から当社がAI生成作品と客観的に判断できる場合に限り、当社の裁量により、AI生成作品にチェックを追加する場合があります。
ご利用状況を弊社で確認したうえで、AI生成による作品と特に考えられる場合は弊社側でチェックを追加する場合がございます。ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
今回の改定は、昨今の技術の進化によって容易になってしまった迷惑行為、他人に不利益を与える行為など悪用について制限を強化し、皆さまに安心してサービスをご利用いただくためのものです。
pixivでは、皆さまの創造的活動や表現のための努力が脅かされたり、また一方で未来の可能性が狭められたり、日常的な活動や体験が制限されることのないよう、法律や技術、社会的な制約、また心情を踏まえつつ引き続きAI技術に向きあってまいります。
今後もAI技術に限らず社会の変化にあわせて、継続的に利用規約やガイドラインのアップデートを予定しております。
今後ともpixivをよろしくお願いいたします。